みやま市高田町・山川町の観光名所

みやま市の観光名所ト庄福BICサイト　　　　高田町・山川町地域

福岡県山門郡瀬高町・山川町・三池郡高田町は平成１９年１月２９日に合併しみやま市誕生！「みやま市の観光名所」として内容を充実させ更新いたしました。H１９・１・２９日更新
瀬高町散策	高田町散策	山川町散策

　　

【高田町散策】みやま市高田町地域はみどり豊かな山並み、肥沃な平野、水産資源に富んだ有明海に面するなど、自然環境に恵まれ、農業ではいちご・きゅうい・すもも・みかん、などが生産され、海の幸の宝庫有明海では魚介類のほか、有明のりは品質生産量ともに日本一を誇っています。千変万化の彩りを見せてくれる花火は、町の特産品の一つです。特に竹飯地区には煙火花火、玩具花火の製造所が多くあり、日本でも数少ない国産花火の生産地です。山沿いには古代ロマンを秘めた、石神山古墳、東濃施古墳、二川貝塚跡などがあり、古代からの歴史ある町です。新開能や祇園祭をはじめとするたくさんの伝統文化も大切に継承されています。
高田濃施山公園　　　　高田町
高田濃施山公園は、平成7年10月に完成した町のシンボル的な公園であり、レクレーションを通じて健康的なゆったりとした安らぎを覚えるような緑の空間としての公園で歴史フアンの方は宮ヶ浦古墳群と東濃施古墳群を見学することができる。主な施設は、小鳥のさえずるメルヘンの森、民話のアニメーション等がある郷土資料館、全長100ｍと80ｍのすべり台があるコンビネーション遊具、キャンプ場、パットゴルフ、草スキー場、遊歩道、亜熱帯植物園、湿性植物園、お花見広場等、四季折々の花や樹木に囲まれ年間を通じて水と緑の夢空間と出逢える公園です。
竹飯の花火
柳川藩主立花宗茂公が朝鮮の役凱旋後、竹飯八幡宮に祈願成就のお礼に煙火を奉納したのが始まりと言われる。昔は仲秋の名月の夜に行われていましたが、現在では１０月１０日に奉納される。仕掛花火の稲すり、お城、万穂などは有名で、九州有数の花火生産地ならではのみごとなものである。千変万化の彩りを見せてくれる花火は、町の特産品の一つです。特に竹飯地区には煙火花火、玩具花火の製造所が多くあり、日本でも数少ない国産花火の生産地です。
江浦町祇園
江浦町で行われる無形民俗文化財である。町の年中行事の中で、最も勇壮な祭りの一つです。五穀豊穣、悪疫退散の願いを込め、踊り山車の田中組をはじめ、他に二の丸吉原組、新町組、古町組の大蛇山が勇壮な鐘や太鼓を打ち鳴らし地区内を練り歩きます。
渡瀬祇園
祭神は素佐鳴命。元禄元年の勧請で、京都八坂神社の御分霊を祀る。渡瀬の祇園は元禄年間に始まったとされる。柳川藩主の保護を受けて毎年藩主の武運長久を祈った。以前は神社前の国道208号線を使い祭りを行なっていたが、交通事情により現在では境内でしか行なわれなくなった。祭りは毎年夏休み最初の土曜に行われる。。神事としては大名の参勤交替にちなんだ若殿様の行列及び大蛇山、花山がある。水天宮も祀られ、祭典には御幸あり、また農具市も開かれた。
新開宝満神社奉納能楽　（県指定無形民俗文化財）
文録元年（１５９２年）の「朝鮮の役」のさい、当時の柳川藩主立花宗茂公祈願成就のため、宝満神社に「能楽」を奉納したのが始まりと言われる。現在の能楽師ではなく地元の人が奉納するようになったのは、明治以降宝満神社の氏子の自主運営により演能されようになった。謡は喜多流で、面や衣裳は柳川二代藩主の夫人が奥州伊達家から輿入れしたものを譲りうけたものもあると言われる。毎年１０月１７日の祭礼には、昼ごろから境内の野舞台で夜中まで奉納される。
上楠田天満宮大注連縄送り
およそ４００年前からの行事。以前は祭典の２日前からかなり大きなものを作っていましたが、現在は前日に藤カズラを芯にして直径４５センチ、長さ６メートルの大きさの大注連縄を作りあげ、１２月２５日の早朝、鐘や太鼓の祭り囃子とともに地区内の家々を練り歩き、五穀豊穣、無病息災などを祈願して、上楠田天満宮に奉納されます。
上楠田天満宮の大藤　　　　市指定史跡
石神山古墳近くにある天満宮の境内にあるオオフジ。樹齢約数百年以上と推定されるオオフジは毎年4月の中旬から5月の上旬になると甘い香りを漂わせ、見事な花を咲かせて訪れる人を楽しませている。
石神山古墳　　上楠田　　国指定史跡　S51
明治44年開墾中発見。上楠田集落の北方、東西にのびる丘陵の先端標高７０ｍに立地する全長２６ｍの前方後円墳。丸彫り像の石人一体と、大．中．小三基の刳り抜き式舟形石棺が発見、石人は大の石棺の上に南面して立つていたと思われる。三基の石棺を収める石室等の施設はなく直葬と考えられる。この古墳は、数少ない石人を伴う古墳として、極めて重要であるばかりでなく、三石棺の直葬という珍しい類型を示すものとして注目されてる五世紀頃の古墳である。

【山川町散策】
梅の花が散り始め、蒲池山の大堤や佐野池に、まだ浅い春の陽ざしがきらめく頃、山川町の花の名所のひとつである立山の桜が、ぽつりぽつりとつぼみを膨らませています。町が眺望できるこの場所は、山川町の“吉野”。花がいっせいに咲き始める3月末には、みんながお弁当やお酒をかかえて花のもとに集まってきます。満開の花越しに眺めるふるさとの町並み、あだやかなみかん山。桜に桃、れんぎょうや沈丁花、菜の花、れんげそう。山川の野や山を、春がいっきに染めて、竹薮ではたけのこ掘りが始まります。野の花の咲きそろった小道や桜の枝の下を、真新しいランドセルを背負った子どもたちが元気に学校の門をくぐるのも、ちょうどこの頃です。やがて桜も散り、みずみずしい若葉がもえ出る頃、お牧山の馬頭観音前の広場の藤棚も満開になります。さわやかな春風のなか、明るい若葉のこもれ陽の下を歩くハイキングルートは、この季節がおすすめです。お牧山の頂上に立つと、360度の大パノラマ。北に久留米市。西は大和、高田町。その平野の先には有明海が光り、空気が澄んだ日には遠く雲仙岳まで眺めます。そして南は大牟田市、東は立花町の飛形山。その右手には阿蘇山も姿を見せます。405ｍ足らずのお牧山でも、山門、三池郡では最高峰。眺望のすばらしさは、実はお正月の初日の出見物の知る人ぞ知る名所なのです。この、登山道の八合目までを彩るのが、山川特産のみかん畑。みかんの花をご存じですか。つやつやとした常緑の葉に、こぼれるように咲く真っ白な花。楚々とした花びらは、花嫁ブーケに似合いそうな清かさです。みかんの町、山川の春にふさわしい、ほのかな甘いかおりが町を染めるのは5月頃。山川ならではの花紀行を楽しみませんか。　　　　　　　　みかんの花　　　　お牧山山頂日ざしがやわらぎ、薄の穂が白い秋風に揺れる頃、山川町では収穫の秋を迎えます。てっぺんまで黄金色に染まったみかん山。たわんだみかんの木の枝先には、お陽さまのような朱色のみかんが鈴なりです。みかん畑の側を通るだけで、さわやかな甘いかおりが漂ってきます。「山川早生」は味もよく、全国でもトップ銘柄のみかんです。この温州みかんの起源については、確かなことはわかっていませんが、中国産の種がわが国で偶然発生して、優良品種になったという説があります。後者の説だと、山川町の山川みかんが温州みかんの起源だといえます。丹精込めて育てたみかんの実を収穫する、この季節がいちばん町が活気づくときです。また、筑後山地をぬって、八女郡黒木町から立花町、そして山川町から高田町を経て大牟田市を結ぶ大規模な農業専用道路を、「オレンジ道路」と呼んでいます。道の沿道は一面みかん畑。総延長は48.5kmで、昭和53年に完成しました。この道路が東西に横断する山川町では、特にこの道を「山川オレンジロード」と呼んでいます。色づいたみかん畑で、もぎたてのみかんを味わいながら、さわやかな秋の一日をハイキングやドライブで楽しんでみませんか。また、この時期は秋まつりの頃。山川町には、数多くの風流が残されており、中原風流、真弓風流、佐野風流があります。なかでも中原風流は古く、謡曲三番があり、太鼓鐘をついて集落をめ巡ります。　　　　　みかんまつり　　　　　　　　中原風流
お牧山　　　山川町
天和3年（1683年）、柳河藩主第3代立花鑑虎（あきとら）は、母の里である奥州国、仙台より種馬を譲り受けた。飼育する牧場を山川村の狭野山に、９ヶ月間の工期をかけ建設し軍馬、農耕馬を生産した。この牧場にちなんで、「お牧山」と呼んだ。ふもとの宿場町の野町では春と秋に馬市が開かれ賑わった。お牧山の頂上に立つと、360度の大パノラマ。北に久留米市。西は柳川市、みやま市。その平野の先には有明海が光り、空気が澄んだ日には遠く雲仙岳まで眺めます。そして南は大牟田市、東は立花町の飛形山。その右手には阿蘇山も姿を見せます。近隣では最高峰の山で眺望のすばらしさは、お正月の初日の出見物の名所です。５月には８合目まで、みかんの白い花が咲き甘い香りがします。夏はキャンプ場が利用できる。山川町はみかんの特産地であり、１１月にはこいこい（みかん）祭りとふれあいハイキングで賑わう。
観光農園・みかんの里展望公園
360度のパノラマの景色が素晴らしく、夏はバーベキュー、秋はみかん狩りが楽しめ、持ち帰りもＯＫです（有料）。場所は国道４４３号の山川みやげ処「ペンギン夢楽」を東に入ります（看板有）。ペンギン夢楽では特産物や山川みかんの販売を全国的に発送しており、１１月～１月半ばまで早生みかん特に「今超香（こんちょか）みかん」は甘くて大絶賛だそうです。
みやま市山川町の歴史散歩に続く！

　　　　　　各役場の承諾によりHP・高田町の文化財・高田町誌・山川町地方の歴史よ伝承の資料により作製しました。

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