庄福BICサイト 
                       楊州.無錫観光

鎮江の駅前の商店は夜7時には閉じる。ガイドさんが治安が良くないので、外出しない様に注意された。ホテルを出発し長江をフェリーに乗り対岸の楊州に渡る。このフェリーも橋が架かる予定で廃船をまっている。長江は全長6,403kmあり重慶方面から流れ東シナ海に注ぐ大河である。写真のごとく対岸が霞んで見える。
 ホテルからの鎮江市街 長江フェリー乗場    大いなる長江  

 揚州は、春秋時代に吾王の夫差がこの地に築城したことから始まる。長江の北岸にあり、現在では人口440万人の大都市である。隋の煬帝洛陽と杭州とを結ぶ大運河を完成させた。煬帝江南の景色が好きで、よく揚州を訪れて居る。帝は、酒を飲み、女遊び激しく、代表的な悪王に見られているが、真偽のほどは判らない。隋の滅亡寸前まで、揚州で船遊びで放蕩したと言うが、南北を結ぶ大運河を完成させて、中国統一の基礎を築いた事は確かであろう。 唐代になると、対外的貿易、外交の重要な港となった。以降、南北の交通の要所として栄えている。

  楊州 痩西湖公園 楊州痩西湖公園 痩西湖公園   
ガイド中 痩西湖公園
「痩西湖公園」は広大な公園で一周見学するのに半日を要する素晴らしい公園である。大明寺は「痩西湖公園」の北の一角にあり、南宋大明年間(457--464)の創建、現在の建物は清の時代に再建された。唐代には鑑真和尚(688--763)が住職を勤めた。鑑真和尚はたびたびの失敗のあと、国禁を侵して、唐の天宝年間に、大和へ来日して、日本の仏教に大きく影響を与えた。鑑真和尚ゆかりの寺「大明寺」には奈良の唐招提寺を模して作った「鑑真紀念堂」がある。
    揚州大明寺 本殿 鑑真紀念堂  
鑑真像 九重の塔 塔内の仏像
九重の塔      九重の塔  塔からの楊州市街      
  昼食、天天飯店   揚州地方料理   無錫 錫恵公園
無錫は江蘇省の南部、長江三角洲の中心部にある。東は蘇州と隣り合わせ、上海までは128km離れている。長江南岸の商工業が発達した都市日本企業の進出しており、3000年の歴史を有する古い都市である。街中には巨大な総合デパートもある。
錫恵公園は錫山と恵山の2つの山が園内にある。錫山は漢代前までは多量の錫を産出していたが漢代になりこの山から錫がとれなくなったことから無錫の名が付けられた。山頂には竜光塔竜光寺があり、麓には竜光洞、晴雲亭、観澗亭、石浪庵などのあずまやがある。西側の恵山は9つの峰を持ち、主峰の高さは329メートルもある。ここには"唐代の茶神"と呼ばれた陸羽により名づけられた"天下第二泉"がある。山に沿ってできた公園である。
旧正月の飾り 名水の天下第二泉 庭園、ハス池
 屋根に特徴あり   楽団 夕食
無錫の市場 野菜売り場 肉売り場
日を改めホテルを早朝出発して無錫南部太湖観光に出かける。太湖は中国で三番目に大きい淡水湖である。面積は2000Ku。景色はすばらしく遊覧船で一周でき、船内では、お茶のサービスがある。真珠の養殖が盛んで真珠クリームが良く売れていた。湖の一画に中団中央テレビ局のロケ基地がある。「三国城」、「欧州城」、「唐城」、「水滸城」の撮影が行われた。太湖の真珠販売店を見学して一路上海へ昼到着を目指し高速道路を走る。
   無錫ホテル前 太湖遊覧 太湖の養殖真珠

                      蘇州.鎮江観光へ  上海へ