シェムリアップから北東に約40km、車で1時間。967年アンコール王朝摂政役の王師ヤジュニャヴァラーハの菩提寺として建設されたと言われている。シヴァ神とヴィシュヌ神に捧げられた、周囲400mのヒンドゥー教の小寺院で、外壁はバラ色砂岩とラテライト、屋根の一部にはレンガを使用した美しい遺蹟である。規模は小さいがヒンドゥー神話を描いた彫刻は彫が深く、バラ色の砂岩で造られ、アンコール遺蹟の中でも最も格調の高い美しさを誇る。レリーフ美の極致といわれ、「東洋のモナリザ」と呼ばれるデバター(女官)にはしなやかで柔らかい体の線と表情に魅せられる。破風装飾も繊細な彫刻に魅了させられる。(2005・9・3午前見学)
田園風景 田植え作業 バンテアイ・スレイ遺蹟入口
赤い石畳の参道 見事な破風門 門上のレリーフ
東門 古代カンボジア文字 踊るシバ神
第一から第二周壁の赤い石畳 環濠と第二周壁 第二周壁の門塔
最も美しい塔門のレリーフ
カーラの上に座るウィシュヌ神
ウィシュヌ神の妻象の聖水で身を清めている
下部はガルーダとナガーが描かれている
冥想するシヴァ神
第三周壁の門 牛神 獅子像の足
第三周壁の門奥のデバター像 南塔
踊るシヴァ神 北塔
しなやかで柔らかい体の線のデバター像 北塔
経蔵 中央祠堂
両脇にはリンガを摸した像が並ぶ ミニバイクは庶民の足
水田 密林の集落 水牛の列
車に立ちはだかる水牛 白蓮が咲く堀 昼食のカンボジア風中華料理

 庄福BICサイト  タ・プローム遺蹟   ロリュオス遺蹟群(ロレイ、プリア・コー、バコン  2005・9・3