庄福BICサイト                 H22・7・10 ヴェネツィア観光   H22・7・18製作                                                                        

 ヴェネツィアナポレオンオーストリアの支配を経て、1866年にイタリア王国に統合された。
 19世紀
にはヨーロッパ各地から芸術家や文化人が集まりカフェ文化が花咲き、
 カーニバルゴンドラレースなどに人々が集まり観光都市となり、多くの豪華客船も寄港するようになった。

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  ヴェネツィアは北部イタリアのアドリア海に浮ぶ島で大小の運河が張り巡らされ
 セスティエレ
という6つの地区とジュデッカ島ををあわせた7つの行政区から成り立っている。
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  古典様式のサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会はサンマルコ広場の対岸の孤島にあり1566年に着工し、
 
17世紀に完成した。うしろには修道院の回廊が連なる。
    
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ヴェネツィアの中心であるサンマルコ広場を中心に行政長官府や高さ96.8mの教会の鐘楼サンマル寺院ドゥカーレ宮殿(右端)などが建ち並ぶ。

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 昔、東方貿易の拠点として巨額な富を生んだ運河通りには、今日は沢山の観光客が気温40度の猛暑の中を行きかう。(H22・7・10)
 
 運河から
サンマルコ広場に入いる両脇には2本の高い円柱が構えていて頂上には像が立っている。
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ヴェネツィアの象徴 有翼の獅子像  聖マルコがヴェネツィアの航海の守護神となる前の守護聖人テオドーロ
 

ドゥカーレ宮殿・運河側の最上塔の秤と剣を持つ裁きの女神
ドゥカーレ宮殿港側
ドゥカーレ宮殿広場側 

 ドゥカーレ宮殿は富の象徴として9世紀に建てられた宮殿を、14世紀ゴチック様式に改築しヴェネツィア共和国の政府の所在地であった。

2階にはオフイス、3階に裁判所・司法官の会議室・最高司令官である総督の邸宅兼政庁であり
著名な画家の絵画が飾られている。
 
 

地階には満水時や水害時には水牢となる牢獄があり、旧監獄からの「ため息の橋」を渡ると
二度と生きて戻れないことからこの名が付けられた。
 
ため息橋
   

 サンマルコ寺院正面最上部に立つ聖マルコの像
下にはヴェネツィアの象徴・
金色の翼をもつ獅子像

  聖マリア母子のモザイク画(下写真中央下)↓
 
  ドゥカーレ宮殿中庭出入門の聖人のシンボル翼をもつライオン像
中庭にはブロンズ製の井戸がある。左側はサンマルコ寺院と接す。
サンマルコ寺院(運河側)のバルコニーと彫刻像群   寺院頭部の彫刻像 
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 サンマルコ寺院は
828年エジプトアレキサンドリアから、イエスの伝記を記した聖書の4大福音書のひとつ
 「マルコの書」の筆者
聖マルコ(西暦1世紀のクリスチャン)の遺体が運び込まれ、納めるために建てられた。
 右側はドゥカーレ宮殿と接している。 
サンマルコ広場より撮影)
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寺院最左の 聖アリピオ門の建築初期頃のモザイク画  寺院中央入口のキリストの降架、復活モザイク画

 
寺院左門上に聖堂内に運ばれたマルコの聖遺体のモザイク画がある

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拡大写真

寺院中央入口
 
 サンマルコ寺院は837年に最初の聖堂が建てられ、2番目は976年、現在の建物は3番目に1071年に建てられたものである。
 西側正面には5つの門からなりアーチ部分には見事な彫刻やモザイク画が施されている。 

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教会鐘楼96.8mの頂上には風向きに回転する
ガブリエル大天使
の像が載っている

 行政長官府・教会鐘楼・サンマルコ寺院 6世紀に街中に時を告げる鐘楼となり1912年に再建された 
 サンマルコ広場の新行政長官府  サンマルコ広場の旧行政長官府と右奥の時計塔 
  行政長官府図書館屋上の彫刻像 時計塔は15世紀に建造され屋上の2体のムーア人の像が鐘を打つ
 
 カナルグランデ運河の中ほどのに架かるリアトル橋の最初は13世紀に建築され、
 現在のものは
16世紀に再建され、48mの長さの橋はアーケード風で商店となっている。

 
 
 無数の運河が張り巡らされた水の都ヴェネツィア。船首に金色の天子が飾られたゴンドラに乗って、
 カンツォーネ
の唄を聴きながら、旅情豊かな素敵なひとときが流れてゆく〜!
 
      
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 仮面マスクやヴェネツィアングラスを売るおみやげ店 昼食は イカ墨パスタと小魚とイカ料理、デザートはケーキでした!
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庄福BICサイト    花の都フィレンツェ編                       Email: shofuku21@yahoo.co.jp