16世紀、日本に南瓜(かぼちゃ)の種をポルトガル人が伝えた由来の国、カンボジアにアンコールの遺跡がある。ベトナムとタイに挟まれた国である。アンコール遺跡はシェムリアップの町周辺にあり大小百余のすばらしい遺跡がある。まず1日目の町中にある有名なアンコールワットとアンコールトム遺跡を紹介する。2日目はタ・プロムとバンティアイ・スレイの遺跡、3日目は密林のベンメリア遺跡を紹介。シェムリアップの市場、商店、伝統芸能の影絵芝居、宮廷舞踊のアプサラの踊りを紹介します。

アンコールワット12世紀前半スールヤヴァルマン2世は自己の死後の幸福を願ってクメール建築の9〜12世紀の技術を集約して「天空の楽園」の実現をめざしヒンズー教の寺院として砂岩や紅土石で建てられた。南北1300m、東西1500mの堀に囲まれた敷地内に西側の表参道と東側の裏参道があり、西から堀を横切ると西塔門に達し経蔵や池などを左右に見ながら境内を進み五基の塔がそそり立つ中心部に達する。まさしく驚くべきアジアのピラミッドの寺院建造物である。
第一回廊は南北180m東西200m、第二回廊は南北100m東西115m、第三回廊は一辺60mの長さがあり、中央塔の高さは地上65mに達し四方に四基の塔が囲む遺跡である。(2005・9・2見学)

アンコールワットの聖池(ハス池) 朝日の昇るアンコールワット正面 アンコールワット.朝6時10分
環濠からの西側全景 表参道(右は復元修復ずみ) 環濠で泳いで遊ぶ子供達
 西塔門前の双頭の大蛇の欄干(ナーガ) 西塔門のヴィシュヌ神像(高さ4m) 経本を納めた経蔵
 聖池と宮殿 中心部地上65m  聖池
西塔門 第一回廊 第一回廊のデバター(女官
マハーバーラタノ戦闘(西面) ラーマ王子の戦闘 天国と地獄のレリーフ
乳海撹伴のレリーフ 当時の彩色残る十字回廊
十字回廊の沐浴の池 東階段から第三回廊に登る 第三回廊の塔
第三回廊のデバター(女官) 最高部の第三回廊 第三回廊からの第二、第一回廊
第三回廊のデバター(女官) 第三回廊のデバター(女官 第三回廊から南急階段を降りる
第二回廊デバターの群像 第二回廊から中央祠堂を見る プノンバケン山からの景観
 庄福BICサイト              アンコール.トム遺跡 2005・9・2