2日目は密林の巨木(榕樹)に押しつぶされたタ・プローム遺蹟。「東洋のモナリザ」のレリーフで有名なバンテアイ・スレイ遺蹟。最古のアンコール遺蹟ロリュオス遺蹟群を紹介します。

タ.プローム寺院
は1186年にジャヤヴァルマン七世が母のために般若波羅密多の姿をなぞり彫った仏陀像を安置した仏教僧院を建てた。後にヒンドゥー教の寺院に改宗された。そのため、仏教色の強い彫刻の多くが削り取られている。
タ.プロームの遺蹟はアンコール.トムから中ほどにシェムアップ川をはさみ300m東に位置する場所にある。東西1km、南北700mものラテライトの壁に囲まれた広大な敷地の僧院に当時5000人余りの僧侶と615人の踊り子が住んでいたと碑文により伝えられている。

遺蹟の建造物は破壊されたままの形をとどめ、自然の猛威を感じる。巨木に成長したスアポン(榕樹)がスカートのように広げた盤根を塀の上にかぶせ、数十メートルに達する大蛇のような根を地にはわせ、建造物をくつがえしている。巨木と苔生した建造物はまさに密林の神秘的寺院跡の雰囲気ただよわせていた。(2005・9・3午前見学)
タ.プローム寺院東門 前柱殿 塔に食い込む木
巨木が参道を破壊 参道石畳 東側の第一回廊
東塔門の削られた仏陀 第一回廊内 巨木に破壊さてた回廊
神像 神像 二股に分かれた根
ヒンドゥー教徒に削られた仏陀 中央祠堂では信仰が続いている 第二回廊
崩れた東第二回廊 塔の仏陀も削られている 砂岩の塔のある中庭
第二回廊の鳥の足状の木 横にも蛇のように延びる木 最も有名な回廊を踏みつけた巨大木
侵食された遺蹟 中央祠堂 スアポン(榕樹)の群生
回廊のデバター 中央祠堂のデバター 中央祠堂のデバター
第二回廊の巨木 胸をたたくとエコーが響くお堂 南側第二回廊の巨木
祠堂の仏陀も削られている 中央祠堂回廊の美しいデバター 回廊も苔生している
刺さった情景の根 西側第一回廊 西側門外のおみやげ店

  

      

                                          

   庄福BICサイト   アンコール.トム   バンテアイ・スレイ遺蹟 2005・9・3